2026年6月12日に開催された『≠ME 菅波美玲卒業コンサート~みんなのことが大好きなの~』をもって、僕が推していた菅波美玲さんは≠MEを卒業しました。そして、≠MEの結成時から誰一人欠けず続いていた時間が終了しました。
当日を迎えるまでは心ここにあらずで常にうっすら不安な状態でしたが、卒業コンサートはとても良い公演で、朗らかな清々しい気持ちでその日を終えることが出来ました。ですが、翌日の各SNSの最後の更新を見て一気に寂しい気持ちが溢れてきましたね……。悪い やっぱ辛えわ。
美玲ちゃん卒業コンサートの翌日にはもうリリイベがあったり、新メンバーオーディションも発表されて、いやが応でもノイミーの活動は休む間もなく続いていくんだと思い知る中、自分の気持ちを整理する意味も込めて菅波美玲、そして≠MEについて考えていることを書き連ねてみようという次第です。
※ここから先、スキャンダル含め明け透けな言及をしていますので、そういった内容が苦手な方・不快に思う方はブラウザバックをお願いします。
◇≠MEとの出会い
出会いの紀元前としては、永田詩央里さんのことが好きなフォロワーがいて以前からRT等で存在は把握していたのと、スクミュのドラマや舞台で冨田菜々風さんのことは見ていましたが、その段階では特に≠MEに興味を持つには至っていませんでした。
明確に興味を持ったのは、2025年4月にあった蓮ノ空4thライブツアーの石川公演がきっかけでした(?)。その際に泊まった宿でオタクが開演前も終演後も絶えずノイミーのMVやライブ映像を流しておりサブリミナル的に楽曲を刷り込まれました。ライブで疲労困憊だったこともありその時の記憶はあんまり無いのですが、ヒロインとオオカミが萌え萌えだったことと初恋カムバックの跳びポのことは印象に残っていました。
そんなこんなで初めて参加した≠MEのライブは2025年8月のサマフェスでした。前の週のサマフェスのイコラブがめっちゃ楽しかったこともあり急遽チケを取り参戦。クルクルかき氷(だったはず)でサークルが発生したりと無茶苦茶盛り上がっていて、楽しすぎて終演後は心からのアンコールをしていました(当然実施されるはずもなく)。今思うとこれが例外すぎる状況ではありましたが、とにかくここからイコラブだけでなくノイミーの現場にも行こうとなった次第です。
そして、その頃丁度公開していた『約束の歌』を見て、グループの歩みや各メンバーの事を知って、その後もいろんなライブ・イベント等に参加しながら今に至ります(大分省略)。
◇菅波美玲との出会い
約束の歌を見て≠MEメンバーのパーソナリティにも興味を持った僕は各メンバーについて検索したりして調べていました。そうしたら、どうしようもなく避けることのできないものにぶつかってしまう訳で。要するに、件の文春の記事が僕と菅波美玲さんとの出会いだったのです。言ってしまえば「菅波美玲文春新規」ということですね。
スキャンダル好きの悪辣小物人間である僕にとって、この記事はめっちゃ面白いものでした。昨今のアイドルの熱愛記事なんて確たるツーショットの写真も無い中本当にいるんだかも分からない関係者の証言で構成された中身も無いものが大半の中、件の記事は大分ディティールがハッキリしており(書かれた行動自体も「おいおい」感が強くて面白かった)、かつガッツリとしたツーショットも複数枚あり、かなり芸術点(?)は高かったと思います。(関係ないですが、『恋愛裁判』の最初のスキャンダルは絶対この件をモデルにしていると思っています)
そして僕は、彼女が「それだけの出来事がありながらアイドルを続けていること」に人間としての興味を持って、ノイミーを見る時に彼女にフォーカスするようになりました。(とは言っても当時はまだ「推し」という感覚ではなく、ファーストインプレッションとしては「おぎはな可愛いな〜」くらいの感じでした)
明確に彼女のことを推しだと思うようになったのは昨年11月16日の海老名でのリリースイベントがきっかけでした。イベント後にフォロイーと飲んでいる時に僕が美玲ちゃんのことを約束の歌と絡めて熱弁(恐らく)していたら「お前菅波のこと好きだろ」と指摘され、「そうか、僕は菅波美玲さんのことが好きだったのか……!!」と初めて好意を自覚しました。(特に美玲ちゃん本人とのエピソードは無い)
◇菅波美玲卒業に寄せて
以上の経緯(?)で≠MEでは菅波美玲さんを推すようになった僕は、ライブでは一層彼女にフォーカスしたり、配信を見たり、過去の動画を漁ったりするようになった訳ですが……この人めっちゃ可愛いな(月並みの感想)。くしゃっとした笑顔だったり、可愛らしくも甘いだけではない独特な声質だったり、結構とぼけた発言だったり、どこか憎めない愛嬌だったり、どんどん癖になっていきました。顔の造り・雰囲気も最近の流行とは少し違うというか他に似た人を見たことがなく、「ありきたりではない可愛さ」だと感じていましたね(松村沙友里が中田花奈を評した言葉を拝借)。
その勢いのまま、12枚目シングル期間はお話会等色々参加するぞと意気込んでいましたが、結局のところ接近戦ではちゃんと対面することができぬまま(オンラインお話し会は少し参加できた)美玲ちゃんは休養に入り、そのまま卒業していきました。卒コンの幕間映像で美玲ちゃんは「卒業を決めてから11人の≠MEを見て、みんな輝いているなあと思ったし、メンバーのことを考える時間が増えた」と言っていましたが、僕自身としても休養に入ってから、そして卒業が決まってからの方が美玲ちゃんのことを考える時間が増えました。絶賛開催中の喝采パレードツアーも全通しているのですが、基本的にはめっちゃ楽しいものの要所で美玲ちゃんの不在が頭をよぎって笑いながら泣いていたりします(比喩)。1人欠けた春の恋人や超絶ヒロイン、はにかみショートは特に寂しいし、秘密インシデントのラスサビ前は11人皆で客煽りしてくれて嬉しかったけど、神様の言うとーり!の間奏はメンバーコールじゃないと嫌で。やっぱり貴方がいてこその≠MEなんですよ。
美玲ちゃんの卒業コンサートは、僕が想像していたよりも遥かに綺麗なものとして華々しく終わっていきました。卒コンのセトリは比較的新しいシングルからの曲は少なく(モブノデレラくらいか)、会場も3,000人規模のNHKホールだったこともあり、(新参の自分には体験できていない)「あの頃の≠ME」という趣が強かったように思います。美玲ちゃんにとっても7年間の内、2022年~2023年辺りが一番思い入れがあったんですかね。
休養に入ってから卒コンまでの約3ヶ月、美玲ちゃんの姿も見られず言葉も聞けなかったことが、却って卒業していく彼女を偶像として綺麗に映し出していたように思えます。卒コンで、最後に美玲ちゃんとメンバーが交わした言葉が観客には一切聴こえない形だったことも、12人として最後の時間を12人だけのものとして宝箱に仕舞うようで、本当に美しかった。卒業コンサートの構成にどこまで美玲ちゃん本人の希望や意図が汲まれていたのかは分かりませんが、卒業の理由も今後のことも一切語らず、ただアイドルとして過ごした時間とファンからの応援への感謝を述べて綺麗に去っていくあり方が、「彼女がやりたかったアイドル」だったというのが自分としては結構意外で、結局のところ卒業の瞬間まで彼女のことを理解できなかったんだなと、ある種スッキリした清々しい気持ちになりました。人間臭い部分がきっかけで好きになったのに、最後は偶像として終わるものなんですね。人生って色々あるなぁ。
美玲ちゃんとメンバーとの関係性については、配信の一端から伝わってきたり、情報として知っていたりはしたものの、正直なところ卒コンを見て初めて「実感する」部分が多かったです。川中子ちゃんが美玲ちゃんに懐いているということも情報としては認識していましたが、ここまでの想いだったのかというのを恥ずかしながら卒コンで初めて分かったんすよ……。卒コンの『君はスパークル』はあまりにも歌に気持ちが乗っかっていたしアンコール前までのハイライトと言って過言では無くって、そもそも君はスパークルが卒コンのセトリにあること自体が川中子ちゃんがくれた愛への美玲ちゃんからの返歌だったと思う程でした。他のメンバーとの(言葉になっていないものも含めた)やり取りの中から彼女が信頼されていたことは十分すぎる程伝わってきたし、総じて言うなら、彼女はかなり「良いやつ」だったということに尽きると思います。「良いやつ」だから飯とか誘われたら絶対断らないんですよ、多分。
そんな芸能界で生きるには良いやつすぎる「いわき市の少しとぼけた気の良い姉ちゃん」が進学で東京に出てきて、7年間もメジャーシーンのアイドルを続けてくれていたことには、やっぱり感謝の気持ちしかないなと感じています。
菅波美玲という人が≠ME卒業後どうするのかは本人の口から何も語られていない以上「分からない」ということでしかないのですが、個人的な想像としては別の場所でアイドルをやるというのは流石に無いように思えます。卒コン直後は芸能の仕事もしないんじゃないかと思っていたのですが、7月7日時点で各SNSが残っているってことは何かしらの形で業界には残るってことなんですかね。美玲ちゃんと指原先生が卒業にあたりどのような話をしたのかはこちらには分かる余地はありませんが、『君はもう一度タネになる』という別の道でもう一度やり直すことへのエールのような歌を授けるってことは、アイドルとは別の仕事をするってことだと思ってるんだけどなぁ。
◇今後の≠MEとの向き合い方
正直このパートが当初書こうとしたイメージから一番変わった部分になります。卒コン終わった時点ではこんなに激動の6月下旬になるとは夢にも思ってなかったんすよ。
とは言いつつも新メンバーオーディションに関しては、自分としてはそんなに否定派ではないです。美玲推しとしてのポジショントークにはなるのですが、やっぱり12人の≠MEの物語というのは2026年6月12日で完全に閉じていて、それ以降に11人で続きをやりますっていう話では無いのかなと思っています。なのでグループとしての物語を描き直すということ自体に納得感はあるし、却ってそっちの方が自分が≠MEからフェードアウトする可能性は減った気がします。
マシュマロフロートをはじめとする菅波美玲を象徴する楽曲たちについても、今すぐの披露があったら困惑するものの、永久に封印してほしい訳では無いんですよね。良い曲は歌い継がれるべきだと思っているので。
何にせよ、菅波美玲卒業と新メンバーオーディションという2つの大きなイベントによって、≠MEの物語は「引き返せない所に来た」というのは事実だと思います。もうここから「緩やかな継続」という道を選ぶことは不可能なんですよね……。そんな≠MEの行く末を、僕は少し遠くから慈愛の目(?)で見守っていければなと思っています。
◇最後に
卒業したとは一切表舞台に出てこないというのがアイドルとして美しいというのは分かっています。それでも、何らかの形でもう一度菅波美玲さんに会うことが出来たら、それはとても嬉しいことだなと思うのです。
卒業コンサート最後のマシュマロフロートでも「すっと一緒にいようね」って歌っていたしね。