オランゲーナのくさくさブログ2

アニメの話や声優さんの話をする予定です!

さんくっすん祭り 東京昼の部に行ってきた話

端的に言うと楠田亜衣奈という存在の面白さに気付いた話。

5月9日、「くすくすくっすん●さんくっすん祭り」に行った。

申し込みもチケット発券したのも3月の半ばだったので、正直に言うと昨日の段階ではあんまりテンションが上がってなかったのだけれど、会場に着いてみたら開演前の高揚した雰囲気を結構楽しんでいる自分がいた。

開場して、まあ立ち見だったからオタク達ともみくちゃになるのもアレだしと思い、最後の方に入場し後ろの方で待機。少し経つとくっすん本人による注意アナウンス。案の定噛む(録音じゃなかった)。そのくらいからぞろそろとバンドメンバーが姿を見せる。

そして今日の主役くっすん登場。肩口の広い黒Tシャツにブリンブリン着けてて「あぁ、エッチ好きそうだなあ」とぼんやり思った。

最初の2曲はよく知らなかったので(オタク露呈)半分彼氏プレイみたいなノリで見ていた。MCがあった後、次のじょいふるではタオル回すことを要求されるものの、僕はハンカチしかもっていなかったためキンブレを振り回す(回し方練習の時のくっすんめっちゃ可愛いかった)。

どこらへんでMCが入ったのか忘れたのでここで書いておくと、合間にバンドメンバー込みでくっすん劇団によるコントが行われた。クソオチで面白かった。バンドメンバーさんはみんな良い人だと思った。後、他のMCでも客のオタクからの変な反応に対してはめっちゃテキトーにあしらうのも僕にとっては好感度が高かった。

God knows、星間飛行、ヒカリヘあたりのアニソンパートでは、3歳差って大きいようで小さくて基本的には同世代ってことなんだなあ、と感じた。僕らは00年代中盤から後半のアニソンに心を縛られ続けるのだろう。

お次はマブダチえみつんのNEXT PHASE。えみつんの曲を歌うのは冷静に考えれば予想できそうだったのに何故か頭から抜け落ちてて、歌うと告げた瞬間変な声を上げてしまった。僕の前の人もめっちゃテンション上がってた。「高くて早くて難しい」とは歌い終えた後のくっすん談。「君なら大丈夫 ひとりじゃないから」のところの音程が怪しかったくっすん可愛い。

Make it!も予想できそうだけどしきれないところから来たって感じ。なんだかんだプリパラにも愛着を持ってくれているようで嬉しい。定子の出番増えるといいね。

そして一旦退場してからのアンコール。ここからが今日の本番。

アンコールの中出てきたくっすんの衣装は淡い薄紫色(?)の水玉のワンピース。めちゃめちゃ可愛いくて思わず「可愛いよおおおおおおおお」と叫んでしまった。

そしてくっすんの口からソロデビューの発表。会場の空気が変わる。僕の脳も弾ける。正直この衝撃で記憶がぐちゃぐちゃになった。一度は頓挫しかけたように思えた企画だけに、多分僕ら以上にくっすん本人にとって強い思いがあるのだろうと、ゆっくり言葉を紡ぐ姿から感じられた。こういう言い方はよくないと思うけど、やっぱり本人も色々オタク達に好き勝手言われてる評判は知ってると思うし、それに対する反骨心みたいな気持ちもあると思うから、素直に応援したいなって気持ちが湧いてくるのだ。ちょっと話変わるけどμ'sちゃんの中の人は割とアメリカンドリームみたいな成り上がり方をしているのが見ていて楽しい。道を阻むものすべてをなぎ倒して欲しい。

それでソロデビューの話の最中に、くっすんがJTBミュージックの設立時に発表された「今冬デビュー」とかけて「やっと冬が来ました」って言ってたのが個人的にめちゃくちゃ面白かったんだけど、この感動に包まれた空気の中爆笑することもできずに、ただただ笑いを堪えるしかなかった。

肝心の曲ですが僕自身が変なテンションになってしまったせいであんまり覚えてないです(チンポ)。踊りが可愛いかった。

最後にぼらららを歌った。僕はブチ上がった。

まあ全体を通しての感想は時間が過ぎるのが速かったということ。特別歌が上手いとかMCが上手いとかそういうのではないのだけれど、彼女の持つ独特な雰囲気がお客さんにとって居心地の良い空間を作っていたように思う。僕も数少ないとはいえ今まで行ったことのあるオタクライブの中では一番居心地がよく思えた。変な人もいなかったし。結局のところ「人」それ自体を好きになった人がイベントなりなんなりに行くようになるのだと思うし、醸し出す雰囲気を好きになれるのかがライブを楽しめる肝なのかなあとぼんやり考えてた。まあとにかくくっすんは可愛いかった。南ちゃんが甘々になっちゃうのも分かる。