オランゲーナのくさくさブログ2

アニメの話や声優さんの話をする予定です!

LAWSON presents IDOLY PRIDE VENUS STAGE 2022 “奇跡” がめっちゃ楽しかった

2月19日に中野サンプラザで行われたLAWSON presents IDOLY PRIDE VENUS STAGE 2022 “奇跡” の夜の部に行ってきました。

待ちに待ったIDOLY PRIDEの初の単独ライブということで始まる前は緊張とソワソワでしたが、まあ始まってみるとマ~~~~~~~~~~~~~ジで楽しかったですわ。

 

・星見プロダクション

初の単独ライブということで絶対緊張はあったと思うのですが、それを感じさせないくらい最初のIDOLY PRIDEからエンジン全開のパフォーマンスでした。マネージャー集会やTIFの頃から比べるとパフォーマンスの説得力、力強さが明らかにレベルアップしていると思います。

こうやって10人でのパフォーマンスを見ると、サニピや月ストも良いのですが、やっぱもっと星見プロ10人曲欲しいよな~というのが率直な思いです。セットリストとしても10人曲の配置は「まあこうするしかないだろうな」という順当さでしたし、ここにもう少し幅があると更に良くなるのになというのは。Fight oh! MIRAI oh!の牙城を崩してくれる曲熱望。

アンコールでの最後の橘美來さんの涙は、彼女(達)のこのライブにかける想いや積み重ねてきたもの・時間を感じさせて、月並みな言い方にはなってしまいますが、感動しました。

 

・LizNoir

LizNoirとしてというよりスフィアとしての話になってしまいます。3年前にランティス祭で初めて見て以来のスフィアですが、今更言うまでもないことですが良かったです。存在感ありました。

パフォーマンス自体ももちろん良かったのですが、MCでのキャリアに裏打ちされた「お客さんをノせる上手さ」が非常に印象に残っていて、良い具合に会場を温めて後輩たちへバトンを繋いでいたのが、先輩としての役割を全うしていて良かったと思います。Aqoursのライブでの田野アサミさんのMCを見た時と似たような感動でした。

高垣彩陽さんが高尾奏音さんにダジャレの先輩としての威厳を見せつけるかと思いきや緊張していて前振りで噛んでいたのが、10年位前のDOTAMA対HIDADDYでHIDADDYが普通に噛みながら「アゴ髭イジれ」って言ってたのを思い起こさせて(?)なんか良かったです。

 

・月のテンペスト

普段の自分の月スト曲へのスタンスでいくと、腕組みしてウンウン頷きながら見る感じになるんだろうな~と思っていたのですが、月下儚美が聴こえた瞬間思いっきり身体が弾けるのを止められない自分がいました。終始テンション上がりっぱなしでしたわ。

自分の少し前の席にガチ動きまくりオタクがいたのもあって、そのテンションに引っ張られて自分もハイになっていました。やっぱり声は出せなくとも「盛り上がってる空気感」というのは確実にそこに存在しているし、演者のパフォーマンスも確実に後押ししていたと思います。

やっぱりDaytime Moonなんだよな~~~~~~。

 

・サニーピース

ひたすらブチ上がっていたので正直なところ記憶が無いです……。

月のテンペストと同様、こちらも客席の熱気がステージの演者の熱を引き上げるような、そんな空気に満ち溢れていた気がします。

個人的には首藤志奈さんの歌声が兵藤雫の声色とは良い意味のギャップとして非常に力強かったのが印象的でした。

そして、ピョンピョン跳ねてるかんまいちゃん、可愛いンゴねぇ~~~。

 

・全体を通して

マジで「楽しい時間はあっという間」という言葉そのものの一瞬で終わってしまったライブでした(実際割と短めの1時間半くらいの尺ではありましたが)。

当ライブは配信が無かったので、「この楽しさを来れなかった人と共有できない」、「後から細かい部分を見直すことができない」という寂しさはありましたが、配信が無いからこそ会場にいた人だけにとっての特別な時間を味わうことが出来たという、ライブの原初的な価値を思い出せた気もします。

次の単独ライブは7月ということで大分先のような気もしますが、Liella!やDIALOGUE+のペースが異常なだけで、メディアミックスアイドル系コンテンツとしてはまあそんなに間が空いてる訳ではないのかなとも。
でもこの熱があるうちに次のパフォーマンスが見たいですし、7月までに何かしらのアニソンorアイドル系フェス出てくれないですかね~~~。

 

終わりで~~~~~す!!

2021年で印象に残ったアニメ(やくならマグカップも/IDOLY PRIDE)

僕はあんまりアニメを見ていないので「2021年のアニメ10選」とかは出来ないのですが、それでも自分として「2021年のアニメと言えばこれでしょ」というものについては文章化しておきたいので、まあ以下に書いていきます。

 

・やくならマグカップ

「レイアウトや演出が良い」みたいなことは1期放送中にブログでも書きましたが、2期でもその良さはそのままに作画自体も少しリッチになっていたのは率直に嬉しかったです。

1期、2期通じて個人的にグッときたポイントは、創作・ものづくりへの実感が溢れていた点です。

1期OP『扉を開けたら』の歌いだしの歌詞「一緒に見た景色や溢れてくる気持ち 消えないように形にして残しておきたい」は正にその象徴で、自分としては歌詞を書くキッカケであったり、もっと一般化するならこうやってブログを書こうと思うことであったり、「日常を切り取る」感覚が身近なものとして描かれていたのが共感ポイントでした。

陶芸をテーマにしていることで、創作することを芸術・アートとしてだけではなく、作った作品が人に使われること(使った上で消耗してしまうこと)に重きを置いていたのも非常に良かったです。

作ったものが使われることは、作った人と使う人のコミュニケーションであり、ものを介せばそのコミュニケーションは時間・時代を超えます。1期では作品や陶芸自体を通じて陶芸部員同士や、姫乃と亡くなった母姫菜との親子のコミュニケーションが描かれ、2期では加えて、十子と祖父、姫菜がいた時代の陶芸部と現陶芸部、姫菜の作品に感化され来日したヒメナ・バルデスとの関係など、コミュニケーションは更に複層的になります。

そういった言葉を超えたコミュニケーションが陶芸に限らない「創作・ものづくりの喜び」であることを視聴して感じられたのが、『やくならマグカップも』の自分にとって一番の魅力でした。

 

・IDOLY PRIDE

2021年初頭の初見時にはボロクソ言っていたのですが、再放送で視聴を重ねるうちにいつの間にか好きになっていた作品です。

IDOLY PRIDEといえば”サプライズやフックだけに頼らない、しっかりとしたキャラクターのドラマを描けている”(リスアニ! Vol.43)ですが、初めて目にした時は???だったこの言葉も10月クールのSELECTION PROJECTを見たことでその輪郭がおぼろげながら分かってきた気がします。SELECTION PROJECTは特に終盤の展開にはドン引きしながら見ていたのですが、あのちぐはぐさは「サプライズとフックでドラマを描こう」としたからなのではと推測せざるを得ませんでした。

IDOLY PRIDEのアニメのストーリーでは、麻奈が亡くなっていること(幽霊であることと)と麻奈の心臓がさくらに移植されていることは一見サプライズやフックのようですが、まず麻奈が幽霊であること(そしてそれは牧野に見えていること)は起承転結の起です。麻奈の心臓がさくらに移植されたことも、一旦驚かれはするものの登場人物たちはすぐにその事実に納得します(視聴者サイドは初見では置いて行かれますが)。言わば終盤の話における起になります。心臓移植自体が物語の肝ではなく、それを前提とした上で、さくら、琴乃、牧野、麻奈の4人の関係性・因果が重要なものとして浮かび上がってくるのです。間違っても心臓移植が原因でさくらが体調を崩しライブできるかどうかで視聴者をハラハラさせようとはしません。

SELECTION PROJECTのような極端な例を除いても、視聴者を驚かせる展開によって人気を得ている作品は結構あります。ただ、そういう作品はどうしてもサプライズの時点が面白さのピークになってしまうことが否めないと思うのです。

皆さん知ってのとおり僕はネタバレアンチアンチなのですが、その理由として「ネタバレによって面白さが損なわれる作品は複数回の視聴に堪えないから」というのがあります。サプライズやフックに頼った作劇というのは、1回目の視聴が面白さのピークになる=ネタバレされるとつまらなくなる と言い換えられると思います。「サプライズやフックだけに頼らないドラマを描く」というのは、複数回の視聴でも擦り減らない魅力を描くことであり、ストーリーのパターンが飽和しているように思える現代の作品作りでは非常に重要になるのではないでしょうか。

 

最後に、今IDOLY PRIDEの話をするならば神田沙也加さんの訃報のことは避けては通れず。

IDOLY PRIDEにおける伝説のアイドル長瀬麻奈役として神田沙也加さんはこれ以上にない適役であり、その演技と歌は物語の説得力を数段階引き上げていました(そもそも神田沙也加さんじゃなかったら成立していなかったと思います)。亡くなったアイドルの役を演じていた中で本当に亡くなってしまうなんて、ただただ「こんなことってあるかよ……」という悲しみがあります。

それが良いことなのかどうか今はハッキリとは分かりませんが、長瀬麻奈役は他の方には交代しないと発表がありました。作品を再生すれば神田沙也加さんの芝居と歌はそのままそこにあり、それは彼女と視聴者の接点として残り続けます。その接点を忘れないとまでは言わずとも時折思い出すことが、今自分たちにできる精一杯なのではないでしょうか。

R.I.P.

倉岡水巴

2021年11月30日をもって、僕が推していた倉岡水巴さんは22/7を卒業しました。

今までの短い人生で何人かの声優さんやアイドルのことを応援してきましたが、「推し」という言葉を使ったのは倉岡水巴さんだけでしたし、恐らくこれ以上他の誰にも使わないのかなと思っています。
「推し」という言葉を「好きとは異なる(それ以上の)何か」として漠然と使っていましたが、そもそもどういうニュアンスが適切なんだろうかと思い調べてみたところ

”推し(おし):他の人にすすめること。また俗に、人にすすめたいほど気に入っている人や物。―デジタル大辞泉小学館)より”

とあって、推薦の推の字を使っているのだから「人にすすめる」ニュアンスがあるのは考えてみれば当たり前なのですが、自分は倉岡さんのことを所謂同担拒否のような感情から他人にそこまですすめてこなかったので、推しという言葉を当てはめるのはふさわしくないのかなと思いました。

じゃあどんな言葉が適切だったのかといえば、それはもう「恋」というしかなかったのでしょう。

自分がいつから倉岡さんのことを好きになったのか、推すようになったのか、恋をしていたのか、明確なキッカケやタイミングのようなものは無かったと思います。2019年2月頃からナナニジを追うようになって、7月22日のナナニジフェスの時には既にこの中では一番好きなのは倉岡さんだなと思っていましたし、9月には個別握手会で倉岡さんのレーンに並ぶようになっていました。
阿良々木月火ちゃんが言うところの「好きかなーって思って、好きだなーって感じて、好きだってわかる」ように、なんとなくいつの間にか好きになっていたというのが正直な感覚でした。

倉岡さんは自身のことを「アイドルに向いていない」と思っていたようでしたが、僕としてはなんだかんだアイドルの才能はあったと思いますし、アイドルとしての倉岡さんが大好きでした。
正直なところ「歌って踊ること」は最後まであまり上手くなかったですが(「歌うこと」は上手かったんですけどね)、それ故に見てるこっちを常にハラハラさせつつも時折見せる笑顔でホッとさせるところや、ガチのマジで「倉岡水巴はファン皆のための倉岡水巴だ」と思っている博愛精神だったり、なんといってもどうしようもなく憎めない愛嬌であったり、個人的にはそういう面に強くアイドルらしさを感じていました。
それと同時に、そのハラハラさせる不安定さが、彼女が「人間」であることを強く僕たちに感じさせましたし、その人間臭さが好きのベクトルを恋の方向に向かわせてしまったのかなと今となっては思います。出てくるエピソードトークに不真面目さが隠せないものだったり、人としてなんか問題あるものも多々ありましたし。

彼女自身、プライドの高さとそれ故の理想通りにいかないことへの自己肯定感の低さはあまり隠せておらず、その狭間でもがいていたからこその「アイドルに向いていない」という自認だったのかなとは思います。卒業発表時は世界の終わりのような気持ちでしたが、ある意味ここら辺がナナニジとしての彼女の潮時だったのかなと、今となっては納得していたりもします。見ているこっちとしても、ナナニジ以外の場所での方が殻を破れるのではないかと思うことはありました。
22/7というグループに対する「11人のままで」という想いは、元帆風さんの卒業の時に叶わぬ夢となったので……

この記事を書き始めたのは12月中旬頃だったのですが、グダグダとしているうちに海乃るりさんが吉宮瑠織さんとして芸能界に戻ってきました(オフィシャルには同一人物という訳ではないとかWikipedia編集合戦みたいなのには乗らない)。
この復帰へのスピード感からいっても海乃さんは次の話がついていて卒業していた訳ですが、一方倉岡さんは本人が言っているようにマジで何も決まっていない状態での卒業なので、まあ再び姿が見られるとしても相当先のことになるでしょう。望めば必ず入れるという業界でも無いですし。
卒業が決まってから公開されたインタビューでも度々「何らかの形で戻ってきたい」という旨の発言はあり、その意志は固いのかなとは思いますが、理由として「ファンの方に恩返しがしたい」という言い方をしていて、逆にその部分を抜きにしての本人の純粋な願望として「演じること」や「歌うこと」を生業にしたい気持ちをあんまり感じないというのもあります。
個人的には倉岡さんは音楽のセンスあると思うんでその方面で色々やってみてほしいのですが、当の本人はそこまで音楽好きでもなさそうなんですよね(別に嫌いでもないとは思いますが)。

そんな訳で、ファンが期待しているような復帰の仕方はしないんじゃないか、「ファンへの恩返し」を芸能活動以外の形でやろうとするんじゃないか、とか思ってたりする最近です。
まあ芸能の世界に戻らないなら戻らないで、こっちはこっちで関西に移住して毎週末Oh!Meやイオンモール草津にナンパしにでも行きますかね~

終わりで~~~~~す!!

5月16日 最近見たもの

本当は13日くらいに書き上げる予定でした。

◇Liella! デビューシングルリリースイベント「始まりはみんなの空」
 初っ端からめちゃくちゃ完成度高いパフォーマンスで、ただただ驚いてばかりでした。流石に次は会場で生で見てみたい。
 5人とも堂々としていて凄かったのですが、特に、曲中の伊達さゆりさんの表情が初舞台とは思えないくらい見事過ぎますね。完璧にコントロールしてああなっているのか天然で出来てしまうのか分かりませんが、これからどう成長していくのか末恐ろしいものです。

ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 3rd Live
 こちらも配信で見ましたが非常に良いライブでした。遂に野心がグイグイ出てくるようになった大西亜玖璃さんが良かった。虹ヶ咲のアニメについて放送当時は褒めることもあれば微妙な反応もしたりでしたが、IDOLY PRIDEを経たこともあり「なんだかんだ面白かったよな」という感覚を得たのも大きかったと思います。
 ただ、アニメ準拠で進んでいく以上栞子(小泉萌香さん)の出番皆無で、そうなるとコンテンツとして2ndライブとの連続性(積み重ね)が薄れてしまうっていうのはあるよなと、そこが割と気がかりな部分だったり。

Aqours「DREAMY COLOR」PV
 個人的にsmile smile ship Start!があんまりしっくり来ていなかったこともあり、公開前は「どうだ~?」という気持ちでしたが、実際見てみたらちゃんと未来を志向しているもので非常に良かったですね。
 印象的なところといえばやっぱり落ちサビの部分になります。今回CGと実写の融合で表現された内浦の会場でのライブシーン、これについては「実現不可能だからCGで表現した」のではなく是非「将来本当に実現する」という意気込みでいて欲しいというのが願望です。東京ドーム公演まで成功させたアーティストの「新しいチャレンジ」というからには、そこまで志してこそでしょう。

◇やくならマグカップも 6話
 今年見たテレビアニメ(大して見ていない)の中では今のところ一番好きな話かも。 作画の枚数自体は多くはないものの、演出に工夫があって各カット毎の画に説得力があって非常に見ごたえがありました。前半は各キャラのな表情や画面外から入ってくる動きでコミカルな雰囲気はありつつも、横顔全部が影で表現されているところ(計3回出てくる)等で話全体としての緊張感を保っていたのが印象的でした。モニュメント周りの「風の色と声」の演出の仕方が00年代後半チックになっていたのも個人的には好みなところです。
 6話以外も含め全体としては尺が15分なこともあってか、セリフだけ追っていくと話の進みが急な印象もありますが、その分画作りとしては一つ一つハッキリと意図を持たせて物語を引っ張っているように思います。キャラクターの配置や身体の向きも奥行きというか単純すぎなくて良いですね。
 実写パートについては、前半と後半で明らかに季節が真逆なのに連続して訪れた風のNAが入っていたのが笑いました。

終わりで~~~~~~す。

2月28日を経て

 という訳で、『22/7「僕が持ってるものなら」発売記念LIVE』から一日経ったわけですが、まぁ~なんというか、未だにどこかフワフワしていて帆風さん卒業の実感が湧かない感覚もあれば一方寂しい気持ちもあり、それにどこか清々しい気分でもあり、色んな感情がごちゃ混ぜになったままです。

 一個前の記事で書いたように、僕は発表当初帆風さんの卒業には納得できなかった部分が大きかったのですが、その理由としては帆風さん個人への感情というより「まだ11人で達成していないことが沢山あるじゃないか」、「現在の11人で終わりまで突き進んでほしかった」のような、河瀬さん加入以降の「11人」への想い・拘りにあったと思います。

 そんな自分の心境は、卒業発表以降ファンのみならず非常に多くの多方面の関係者が帆風さんの卒業を惜しんでいて、かつ労っていたことを受けて徐々に変化していったんじゃないかと、今振り返ってみての感覚です。本当に関わった人皆に愛される人だったのだと思います。これだけ愛されていたのだから、22/7の帆風千春としては十分やり切ったのでしょう、彼女自身の人生の道程の中で。

 白沢さんから帆風さんに向けた手紙の中に「22/7での4年間は誇るべきものです(意訳)」といった言葉がありました。その言葉を聞いた瞬間、自分の中で総てが腑に落ちて「その通りだ!!!」という感覚が満ちました。帆風さんにとって22/7として全うした約4年2ヶ月は誇るべき黄金の時間であり、その時間が胸にあれば、これからの人生起こること総てに立ち向かうことができるはずです。「常に胸を張って生きて」欲しいのです。
(しかし、思えば思うほどFF15は別れ・卒業の物語としてあまりにも普遍的ですね)

 帆風さんが卒業した後も22/7というグループ自体は続いていくわけで(だからこそ卒業の実感が湧かないのかもしれませんが)、今後のこと、特に佐藤麗華のことについてはまだ分からない部分が多いです。帆風さん個人は勿論として、「リーダー」が抜けた穴は大きいのだと徐々に実感する機会も増えるのでしょう。「帆風さんが卒業したことで残りの10人が更に奮起しレベルアップに繋がる」みたいに考えてしまうのは、現実の人間をフィクションとして見すぎているようで少し残酷な感じがあるので、しばらくはしないでおきたいです。

 そんなこんなでまとまらないままですが、最後に一言

 さようなら!! また会いましょう!!

2021年2月27日時点

 とりあえず現時点での心境を書き留めておきます。

 帆風さんの卒業が発表された当時は、正直なところ納得できない気持ちの方が強かったです。
 自分としては、河瀬詩ちゃんが加入した時に改めて「この11人で最後までいってほしい」強く想って、そのことをブログなり曲なりで度々言及していたのもあり、結局それは果たされないんだということへのやるせなさがありました。
 アイドルグループとしてはメンバーが入れ替わりながら継続していくのは別に普通なことかもしれないけれど、それでも僕は綺麗な終わり方が見たかった。

 2月28日のライブを持って卒業するとなって以降、ナナニジ関係の全ては帆風さんの最後の花道を飾るかのようなムーブになり、帆風本人のメンバーとの接し方も「部活を引退した後の高校3年生」みたいな雰囲気(?)で、とにかく色んな物事がゆるやかに卒業に向けて動いている中、僕の心も段々と卒業を受け入れる方向へと動いてはいます。

 卒業発表から今日までの色んな配信やインタビューで(まだ全部は読み切れていませんが)帆風さん本人の言葉を聞くことができますが、聞くほど(見るほど)、そこに劇的な物語があるというより「ステップアップで他の会社に移る円満退職」みたいな感じを受けました。
 それ故に自分にとって仕事を思い起こさせるリアリティがあって嫌な部分もあったのですが(言いがかり)、一方だからこそ等身大の一会社員として「気持ちは分かるよ」となる面もありました。マジで20代後半の仕事での身の振り方、めっちゃ悩みますよね。
(全然関係ないんですが、ナナニジの歌詞って割と「サラリーマンへの認識雑かよ」ってなることありますよね。君はMoonとか)

 まあ、そんなこんなで今日個別トークで本人に「これからも応援したい」という気持ちを伝えてしまったので(ここまでの文章的にアレですが、卒業後も応援したい気持ちも紛うことなく本心です)、自分の気持ちとしても後戻りはできなくなりました。

 本音としては今からでも「帆風、ナナニジ辞めへんで~」ってなって欲しいんですけどね。

 さて、明日の今頃はどうなっているのでしょう。

流れに便乗して2020年の総括をします

まあ、なんというか変な年でしたね、2020年。

◇ラップ 2019年は客演一つしか音源出してないことを踏まえると、今年は3曲出したのでまだマシかなとは思います(全然寡作ですが……) 2020年は仕事していない時は基本22/7中心の生活だったこともあり、3曲ともナナニジ演者陣にフォーカスしたものになりました。

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「2」なのは、1は一応作ってみたもののあまりにも出来が悪すぎてボツにしたからです。 (今聴くと2も相当雑な代物ですが)

 

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コロナ禍で気持ちが鬱ぎ込む中、高辻麗さんの復帰により心に光が差し込んできたことを伝えたかった曲です。 感情が瑞々しくて聴き直すと若干恥ずかしくなりますね。まあそうやって後から当時の自分の心を振り返ることができるよう曲を作っているんですが。

 

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KREVAZORNに触発されて「めっちゃ韻踏むぞ!!!」て気持ちで取り組み始めましたが、1バース目の前半くらいまでしか続きませんでした。

 

◇河瀬詩
自分にとって2020年のMVPを一人挙げるとすれば、河瀬詩さんが一番ふさわしいと思いました。 卒業する花川芽衣さんの後任のような形として加入すること自体、輝かしい未来が待っているような華々しい芸能界への入り方ではなく、語弊を恐れず言うなら「損な役回り」と言う見方もできる状況だったと思います。
そんな中、詩ちゃんが22/7に入ってくれると決断してくれたことが、非常にありがたいことで、もし詩ちゃんが加入してくれなかったら、ここで22/7が終わっていた可能性も大げさではなくあったと思っています。 加入してくれただけでもありがたかったのに、加入直後に前代未聞のコロナ禍の状況となったにもかかわらず、本当に詩ちゃんは精力的に頑張っていたと思います。僕なんかが「頑張っていた」というのは烏滸がましいくらいに。 2020年の22/7が一丸となって活動できたのは詩ちゃんのおかげと言っても過言ではないでしょう。もう本当に感謝してもしきれなかったです。

 

終わりで〜〜す。