オランゲーナのくさくさブログ2

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ラブライブ!が好きな人にオススメしたいアニメ ワルキューレロマンツェ編

 こんにちは。オランゲーナです。  今日はラブライブ!のアニメを好きな人にお勧めしたいアニメがあるので紹介します。   『ワルキューレロマンツェ』 公式サイト:http://walroma.com/ 監督:山本裕介 シリーズ構成:ふでやすかずゆき キャラクターデザイン:桂憲一郎 制作:エイトビット 放送機関:2013年10月~12月    このアニメのあらすじは、馬に乗り槍で相手を突く架空のスポーツ「ジョスト」を通じて、主人公の水野貴弘、メインヒロインの希咲美桜が仲間たちと友情や恋慕を深めていく、というものになります。  ワルキューレロマンツェの原作はアダルトゲームであり、アニメでも下着が見えたり、性的な行為を想起させるシーンは少なからずあります。その点ではラブライブとは似ても似つかないこのアニメを何故オススメとして挙げたかというと、真っ当に『「やりたいこととは」アニメ』だからなのです。  主人公の水野貴弘は、元々はジョストの騎士科に騎士としてウィンフォード学園に入学しましたが、怪我が原因で騎士を辞めてしまい、アニメ開始時点では厩舎で馬の世話をしています。ヒロインの希咲美桜は普通科の生徒であり、彼女にとってジョストはただ見ているだけのものでした。  それがひょんなキッカケから、美桜が騎士としてジョストの決闘をしなければならなくなります。最初は決闘が終わるまでと思っていたものの、練習を重ねるうちにジョストの魅力に気づき、ジョストで関わるようになった人とも友情を深めていきます。  また、貴弘も騎士の経験がない美桜のベグライター(騎士補佐)として彼女の練習に付き合ううちに、遠ざけていた自身のジョストへの想い、もう一度騎士に復帰するのか、ベグライターとしてジョストに向き合っていくのか、に向き合うこととなります。  他の登場キャラたちも、憧れの人に少しでも近づくため、失われてしまった家族の絆を取り戻すため、孤独でそれをするしか生きる術がないため、皆様々なジョストをする理由を抱えています。彼女たちも、貴弘や美桜と共に練習し競い合う中で、己の中のジョストへの想いと向き合っていきます。    話は変わりますが、KREVAの『C'mon,Let's go』という曲にこんなフレーズがあります。「一人一人てんでバラバラでいいんだ 同じとこ目指す仲間だから」。このフレーズからは、仲間と協力し一緒に何かを目指すイメージが想起されると思います。ジョストは、ベグライターとの協力はありますが、基本的に個人戦であり、ワルキューレロマンツェ作中の大会でも、彼女たちはメインキャラ同士で戦います。しかし、彼女たちは、目標を持つようになる動機は違えども、「夏の大会で優勝する」という共通の目標を持ち、共に切磋琢磨します。ジョストの試合は相手を蹴落とすものではありません。互いの実力を総て発揮し、勝者は勇敢に正々堂々と戦い散った敗者を称え、敗者は勝者の実力をリスペクトするのです。  ワルキューレロマンツェのメインキャラクター達は、年齢、境遇、ジョストを始めたきっかけ、総てがバラバラです。そんな彼女たちがジョストを通じて気持ちを分かち合い、絆を深めていく。そう、まるでスクールアイドルを通じてバラバラだった9人が一緒になり輝きを目指す、ラブライブそのものではありませんか。